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斎藤一人の不思議な魅力論 / 柴村恵美子

一人さんのお弟子さん、柴村さん。
以前、一人さんの本で柴村さんには何千回も「本を読め」って言っても読まなかったけど、そのうちに本を読むようになって、自分で本まで書くようになった、という話をされていた。
師匠は何千回でも何万回でも繰り返し教えなければならないと言う話。

その中のひとつが、きっとこの本。

一人さん関係の本にハズレなし、と言う法則はここでも当てはまる。
一人さん自身も、お弟子さんもたくさんの本を出しているのに、内容に重複がほとんどないことがすごい。

だからどの本を読んでも楽しいし、勉強になるし、ホッとする。

この本にも一人さんの教えがたっぷり詰まっている。

決して難しい話をしている訳ではないのに、いや本質を簡単に話してくれるからこそ衝撃が大きい。
なんで今までこんな大事な事実を知らなかったのだろう、と。

考えて考えて、人生の本質を自分のものにして、それを易しく他人に教えようとしてくれる一人さん。




大阪の柴村さんの会社に一人さんが来た時、柴村さんは一人さんにごちそうしようと「何か食べたい物は?」と聞いた。

一人さんの答えは「納豆定食」。
その答えを聞いて柴村さんはガッカリする。
そこで一人さんのお話。

「あのね、納豆定食を食べているから寂しいんじゃないんだよ。食べようと思えば、俺たちはフランス料理だって、懐石料理だって食べられる。だけどそんなゴージャスな料理蹴ってでも、今の俺は納豆定食が食べたいんだ。」
「それを納豆定食しか食べられない、って思うから、寂しくなっちゃうんだよ。」

そんな話をして、着替えてから「じゃあ行こう」と柴村さんに、おいしいイタリアンをごちそうしてくれた一人さん。

そんな、ためになる一人さんエピソード満載。




斎藤一人の不思議な魅力論 笑いながら成功する法則 PHP文庫
柴村恵美子
PHP研究所
売り上げランキング: 126124
おすすめ度の平均: 5.0
5 ものすごい良い本!折目を入れすぎて本の形が変わりました。
5 「宇宙貯金」に魅力の貯金をしよう♪
5 沢山の気づき
5 お奨めしますよ^^
5 ほとんど全てのページに付箋を貼り付けてしまいました






近為@門前仲町


門仲に来ると必ず訪れる深川不動と富岡八幡に続けてお参りする。

門仲独特の落ち着いた雰囲気が大好きだ。

「こうかいぼう」には前回行ったので、今回は行ったことがない評判のカレー屋(ディデアン)にしようと向かってみると、いつも必ず行列が出来ている深川不動の目の前の「近為」に行列がない。
少し雨が降っていたからだろうか。

それにしても年に数回しか来ないのに、並ばなくて済むなんてなんとツイている日だ。

一度はお昼を食べてみたいと思っていたが、客層からして回転が悪そう(おばさま達がのんびりしている風景を良く見る)だから、あきらめていた。

「近為」の引き戸を引いて中に入ると、おばさまグループ2組。

席につくと、メニューと一緒に漬け物が3種類出てくる。


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この漬け物はお変わり自由。

京都の漬け物屋さんが経営しているだけあって、普段はほとんど口にしないが、漬け物がメチャおいしい。


粕漬けの「銀だら定食」¥1,428を注文して、焼きあがるまでほうじ茶と漬け物でまさしく「まったり」と待つ。

定食が出てくる前に漬け物完食して「おかわり」を頼む。


7-8分待って出てきた銀だら定食。


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酒粕の味も絶妙、銀だらもふわふわの食感で至上の喜び。
銀だらってこんなにおいしい魚だったんだと感動。
ご飯に乗せる「ちりめんじゃこ」も、ほんのり柚子風味がこれまた絶品。

ご飯が進みすぎると、銀だらと漬け物の進捗バランスが崩れるので、スピードを調整しながら味わう。

漬け物を食べながら、銀だらを味わいながら、お茶を飲みながら、ご飯を口に運ぶ贅沢なひと時。

有名店で行列が出来ていたりすると、急かされたりして落ち着かないものだが、ここは時間がゆったりと流れる。

外では行列が出来ていても、おばさま達は漬け物を堪能しながら、おしゃべりに花を咲かす。
これは待っている方も気が長くなければいけない。

ゆっくり食事しながら、お茶を飲んで美味しい京都の漬け物をいただく。
おばさま達が並ぶのも良くわかる。

自分も、かなりのんびり食べたつもりだが、私が会計を済ますときには先のおばさま2グループはまだ半分も食べ終わっていなかった。



孤高のメス

ずいぶん前に買ったのだが、すっかり忘れて本棚の奥の方でひっそりしていたこの本。
最近映画が公開されたことで思い出して、やっと読み始めることができた。

率直に面白かった。
きっと私に読まれる運命だったのだろう。

私にとって理想の医師がいるとすれば、この本の主人公である当麻鉄彦。

彼のような医者であれば、結果の如何を問わず、ほとんどの患者が治療方針、治療内容に満足することが出来る。

逆に言うと、この小説は現代医療の理想と現実のギャップの大きさに気づかせてくれる。
この文庫6冊に及ぶ長編小説のストーリーの幹は、外科医当麻鉄彦の医療と患者に対する真摯な執念だ。

その幹の枝葉として、脳死肝移植、大学病院による傘下病院への影響力の行使が実に効果的に描かれている。


10年以上前のことだが、私の娘がお世話になっていた某大学病院の主治医が、所属する診療科の部長とともに他の病院に移ることになった。
医師にも異動があるという事実を知らなかった私は、率直に主治医に尋ねてみた。

「先生だけ残っていただくことは出来ないのですか」

その優しい主治医はこう回答したことを覚えている。

「サラリーマンの異動の辞令と同じなんですよ。お父さんもサラリーマンだからわかりますよね。」

医者も「上」の顔色を見ながら仕事をしなければならないのだと、この時初めて知った。


この物語では、大学病院による「医師派遣機能」について、非常によく理解できるように書かれている。
研修制度が改悪された昨今では多少事情は異なるのだろうが、大学による病院への影響力の行使についてはこの本が書かれた当時とそれほど違いはないだろう。

技術力、人間性ではなく、派遣元の大学、年次によって左右される肩書き。
病院によく行く機会がある方で、なんとなくしっくりこない病院内での医者同士の人間関係を経験したことがあれば、裏にはこんな事情があったのか、と納得できるはず。

日本には非常に優れた、国民全員加入の健康保険制度がある。
しかしながら、国民全員が同質の医療の恩恵を受けることが出来るわけではない。
残念ながら医師によって治療結果に優劣が出るのであれば、やはり優秀な医師に診てもらいたいと思うのが自然だろう。

いつの日か、当麻鉄彦のような医師ばかりの世の中になっていることを願う。





孤高のメス―外科医当麻鉄彦〈第1巻〉 (幻冬舎文庫)
大鐘 稔彦
幻冬舎
売り上げランキング: 3754
おすすめ度の平均: 4.0
4 自分が患者になった時役に立つ、術例解説
3 おもしろいが惜しい。
2 軽い
4 こんな先生がいれば・・・
4 ハードボイルドですな






その科学が成功を決める / リチャード・ワイズマン

非常に参考になる内容だった。

自己啓発系の本を多数読んできたが、自分では気づかないその弊害を指摘してくれる一冊。
自己啓発で主流方法「だけ」ではうまく行かないことが次々に明らかになっていく。

参考までに目次を一部見てみると、
・「自己啓発」はあなたを不幸にする
・イメージトレーニングは逆効果
・ストレス解消法のウソ
などなど

この本の良いところは、そのアラ探しをするだけではなく、新たな方法を提示してくれていること。

例えばプラス思考の罠。
敢えて頭の中からマイナスの事柄を取り払おうとすると、逆にそのマイナスの事柄に取り付かれることになる事実。
この場合の対処法は、「ある種」の文章を書き出してみるといい。
それは「感謝の気持ち」、「理想的な未来」を「愛を込めて」書き出すことだ。
他人に話すのではなく、紙に書き出すことで系統立った問題解決の糸口となる。

もう一つ。
ほめる教育の落とし穴。
自分は実際にほめる教育が良い、と信じていたし今でも家庭では続けている。
では何が良くないのか。
それはほめる際に、結果だけをほめることが間違い。
失敗を怖れてチャレンジしない子供になってしまうからだ。
例えばテストで良い点をとったとしても、点数をほめるのではなく努力の過程をほめるようにすれば良い。

こんな、すぐに使えるヒントがたっぷり詰まった一冊。
とても参考になるが、書名をもう少し変えていればベストセラーになる可能性もあったと思う。



その科学が成功を決める
リチャード・ワイズマン
文藝春秋
売り上げランキング: 1707
おすすめ度の平均: 4.5
5 間違いだらけの自己啓発
4 ポジティブシンキングは効き目がないのか(泣
4 自分のフィルタを見直すきっかけに
4 マユツバと 思うところも あるんだよ
5 邦題通りの内容を持つ良書






やる気になったあなたが成功するために本当に必要なこと / 杉村晶孝

「成功」という言葉自体あいまいな言葉だ。
客観的な成功と個人的な成功とは全く違う。
などと、理屈をならべてしまう私はこの本を読んで良かった。
なぜなら、そんな理屈をならべることによって、自己を正当化してしまっているから。

成功する、と決めたら成功するのだ。
そう決めたらやり抜かなければならない。

どんな険しい山があったとしても乗り越えなければならない。
その険しい山を乗り越えるためにはどうすれば良いか。



まず小さな一歩を踏み出すこと。
- そんなこと、この手の本を読んでいればわかっている。


人目なんか気にせず、やり抜くこと。
- それができないからみんな悩む。


そんな特別なことが書かれているわけではないのに、読んでいるとやれそうな「気」がしてくるのが、この本のすごいところ。

関西弁で畳み掛けるように、何度も何度も刷り込まれると、
「そんなものかもしれない」
と思い始める自分がいる。


他人からどう見られるか、それが問題になって前進出来ない人。
失敗が怖くて二の足を踏んでいいる人。
そんな人は一度読んでみて欲しい。

ダメモト、ダメモト。
失敗したっていいじゃん。
まずは一歩を踏み出そう。

そんな気持ちになれるだけでも、大きな人生の一歩を踏み出せる。



他人からどう見られるか。
他人からどう思われるか。
そんなことはどうでもええがな 
なんでもええがな・・・・





やる気になったあなたが成功するために本当に必要なこと (アスカビジネス)
杉村 晶孝
明日香出版社
売り上げランキング: 109927
おすすめ度の平均: 5.0
4 アホになれば
5 アホに徹したらなんでもできるがな
5 今までの自己啓発本とは一味違う本
4 ひとりで生きぬく勇気をくれた本
5 号泣しました







殺戮にいたる病 / 我孫子武丸

非常に良く出来ている。
わかっていても気持ちよくだまされた。
気持ちよく落とされた。
最後の最後まで引き付けられて、いきなり落とされる快感。

ストーリーに強引さはなく、読者は思わぬところで「ストン」と落とし穴に落とされるように引っかかる。
文章も巧みで、抑制が効いているために余計にスリルが増す。


非の打ち所がないほどうまいミステリーなのだが、これは読み手を選ぶ。
なぜなら、猟奇的な殺人事件が連続して起きるのだが、その描写の凄まじいこと。

その「おぞましさ」と冷たい筆運びがこのミステリーの「上手さ」のひとつには違いないのだが、子どもには間違っても読ませられない。
そこまで詳細に変質者を、その行動を描写しなくても・・・


その男は始めての殺人を犯したことにより、その快感に溺れるようになり同じような殺人を繰り返す。

一方、ある家庭の主婦は自分の息子の行動に違和感を持ち始め、息子が殺人を犯し始めたと疑いを抱く。


感情に任せて殺人を繰り返す男と、息子が殺人を犯したことを確信し始める母親。

そこに絡む被害者の妹と元警官。

それぞれの行動が少しずつある一点に向かって収束し始める。

そこで読者が目にするのは驚くべき真実だった。


これは間違いなく叙述トリックの傑作だ。
ただ、かなり気持ち悪いけど。




殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子 武丸
講談社
売り上げランキング: 5842
おすすめ度の平均: 4.0
3 驚きの結末ではあるが
2 不自然かな
3 正直過ぎると言うか、フェア過ぎると言うか・・・。
4 あまり人には薦められませんが・・・
1 10代向け?






この世でいちばん大事な「カネ」の話 / 西原理恵子

やっぱりサイバラはすごい。

これは、中学生以上に向けて書かれている本なので、クソ真面目な経済を論じた内容ではない。
でも、読み難い経済の本を苦労して読むよりも、生きていく上でよほどためになる。

生きていく上で「お金」とはどんな働きをするのか。
そもそもお金とは何なのか。

彼女が生まれてから今まで、お金にまつわる様々な「過酷」なエピソードが赤裸々に綴られている。

彼女はまさしく「身をもって」お金の勉強をしてきた。
そう、まさしく麻雀を含めてオカネの勉強。

お金は汚い物などではなく、生きていく上で本当に必要な物。

幸せはお金では買えない。
でもお金がないと幸せになれないことがあるんだよ。
そんな体験を彼女は、「貧乏」と「暴力」は仲良し、と言う言葉で表現している。

みんなが貧乏で、それでも坂の上の雲を目指して希望を持って生きていた時代と、今は違う。


でも、

いざというとき、大切な誰かを安心な場所にいさせてあげたい、と思うなら、

と彼女は言う。


働きなさい。
働いてお金を稼ぎなさい。
そうして強くなりなさい。
それが大人になるってことなんだと思う。


是非中学生から読んでもらいたい。

生きていくということは、本当はこういうことなんだ。
サイバラの言っていることは信じてもいいと思う。



マイナスを味方につけなさい。今いるところがどうしても嫌だったら、ここからいつか絶対抜け出すんだって、心に決めるの。
そうして運よく抜け出すことができたんなら、あの嫌な、つらい場所にだけは絶対に戻らないって、そう決めなさい。
そうしたら、どんな大変なときだって、きっと乗り越えることができるよ。
だってわたしも、そうだったから。





この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)
西原 理恵子
理論社
売り上げランキング: 274
おすすめ度の平均: 4.5
3 飯の食える大人になりなさい
5 身を切られるような思いが伝わってくる一冊
5 西原さんを心配してしまいます。
5 西原さんの視点で「カネ」について語ったエッセイ
5 読みました。






葉桜の季節に君を思うということ / 歌野晶午

叙述トリック。

結論から言うと見事にだまされた。
だまされようとして読んでいるのだから、だまされた時点で著者の目的は達成。

この小説は良く出来ている、と言う話にはなる。
著者の小説は初めて読んだが、まず題名が良い。
「葉桜の季節に君を思うということ」
ミステリーながら、ロマンティックな展開、切ないストーリーを予想させる。
そして著者のペンネームも良い。

「歌野晶午」。


主人公はトラちゃん。
女好きだけどプラトニックを追い求め、肉体の鍛錬を絶やさない。
過去には探偵の真似ごとにも首を突っ込んだことがある。
現在は警備員をしながらパソコン講座の講師も務める、「何でもやってやろう屋」。

そんな彼が後輩のキヨシに依頼されて首を突っ込んだのが、ジム仲間である「愛ちゃん」のおじいさんのひき逃げ事件だった。
愛ちゃんが言うには、事件の背後に老人相手の催眠商法を行う「蓬莱倶楽部」が絡んでいると言う。
過去の探偵の真似ごと時代のストーリーをもうひとつの謎解きとして挟みつつ、蓬莱倶楽部の確信へ近づいていくトラちゃん。

読者を待つ驚きの展開とは・・・

想像だにしない展開に驚いた。
まさに叙述トリック。

これはないんじゃないの?
と著者に文句を言いたくもなるが、勝手にだまされたのは読者。
そう、勝手にだまされるのが、この叙述トリックの面白さ。

でも、これはやや強引かもしれないけどね。
読者は最後に「葉桜」の本当の意味を知る。




葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
歌野 晶午
文藝春秋
売り上げランキング: 6234
おすすめ度の平均: 3.5
5 やられた!
5 主人公達のこれからも続く青春に乾杯!!
5 叙述ミステリの記念碑的作品
5 思い込みはいけません。
5 これはお勧め!






愚か者死すべし / 原尞

新沢崎シリーズ第1弾。
前作「さらば長き眠り」から、なんと9年。
寡作にも「ほど」がある。

そんな新シリーズは沢崎ファンの期待を裏切らない内容。


暮れも押し迫った大晦日。
そんな状況の中事務所を尋ねて来たのは、前シリーズでケリがついたと思っていた旧パートナー「渡辺」を頼って来た依頼人だった。

その依頼内容が不審だ。

殺人事件で他人の身代りとして自首した父親を助けて欲しい、というもの。
それも銀行で暴力団幹部を射殺したと言う。

そんな状況で身代りなんてあり得るのだろうか。

それがあり得るのだ。

依頼人を面会の為に新宿署へ送り届けた際に、沢崎は直感で「ある車」に目を付ける。
案の定、その車は不審な動きを始め、移送される容疑者(依頼人の父親)を射撃する。
沢崎が咄嗟にその車に追突したために、2発目は刑事に当たる。

その刑事は殉職してしまった。

この事件の裏には何が隠されているのか。

いつも通り、淡々と物語が展開していくにつれて驚くべき事実が明らかにされていく。
最後の結末はこれまでの作品とは、やや感覚が異なるか?

文体、内容、雰囲気、すべてが整っているミステリー。

これがミステリーの「王道」だろう。


著者によると、以前よりも短時間で書き上げるテクニックを身につけたようだ。
であれば、是非是非、次作を早く。

お願いします。



愚か者死すべし (ハヤカワ文庫 JA ハ 4-7)
原 りょう
早川書房
売り上げランキング: 76512
おすすめ度の平均: 3.5
4 レトリックが全て
2 9年間で得たものは何だったのだろう。
4 男達の寓話







afuri @ 原宿

かの有名な「中村屋」のお兄さんが経営しているお店。
有名な恵比寿店に続いて、原宿にも昨年から進出したようだ。

原宿駅から程近い場所にある店は、外側からだとラーメン屋には見えないオシャレさ。

その美しいネーミングに引かれて食べたラーメンは、「柚子塩麺」。


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これは完璧にツボにはまった。
まろやかな塩味にゆずの風味。
そして細麺。
あっさりしていているのに奥が深くて、「和」のテイストが前面に出ていて、おまけに無化調。
これは大好きな味だ。
透き通ったスープは、まろやかでやさしくて、味わえば味わうほど深みがある。

細切りの柔らかめのメンマ、彩りの水菜と炙りたてのチャーシュー。
半熟卵の味も申し分ない。
食べ終わるのがもったいないと思う。

お腹が減っていたのでご飯ものも頼んでしまったが、これがまた大ヒット。


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炭で炙りたてのチャーシューを四角く刻んで乗せてあるチャーシューご飯。
たしか450円くらいで、安くはないけど、コロコロのチャーシューを噛み締めてみて驚いた。
脂の部分が噛み締めた途端に溶けていく!
この食感は脂嫌いでも癖になる。

炭焼きの香ばしさと、溶ける食感。


世の中はこってり&ガッツリ系が流行っているみたいだが、あっさり系が好みの方なら間違いなくファンになる店だろう。

また行きたいけど、原宿には用事がほとんどないのが困る。